台湾リピーターの私が、美味しい台湾ごはんを求めて都内の台湾料理店＆カフェを巡るシリーズです。
今回ご紹介するのは、吉祥寺駅から徒歩５分の場所にある、「台湾茶藝館 月和茶（ゆえふうちゃ）」です。お気に入りのカフェで、何度か訪れています。
ちょうど東急百貨店の裏あたりにあります。東急百貨店の中を斜めに横切って外に出ると、お店にたどり着けると思います。
あまり目立つ看板ではないので、通り過ぎないように注意です。
古民家風の外観
台湾の古い民家をイメージしたお店なのだそう。
階段を上った先にお店があります。
お昼時は階段の下まで行列が伸びていることが多いです。土曜日の13時頃に訪れたこの日は、15分ほど待ってお店の中に案内されました。
店内の様子
ゆったりと落ち着く雰囲気の店内です。テーブル席と座敷席があります。座敷席にはカウンターもあるので、おひとりさまでも入りやすいです。
可愛らしい茶器などが飾られた、こだわりを感じさせる内装です。
私がいただいたメニュー
夫も私もお腹がすいていたので、定食をいただきました。
夫は、楊家魯肉飯（台湾の国民食肉かけご飯）の大盛りをチョイスしました。私も月和茶の魯肉飯が大好きなのですが、八角や五香粉が効いていて、「これこれ！これが食べたかったのよ！」というお味です。お肉もよく煮込まれていてトロトロです。
魯肉飯にもそれぞれの家庭のスタイルがあるそうで、月和茶のオーナー楊さんのお家では、お肉が多き目で汁が少なめなんですね。食べ応えがあります。
米粉湯（ビーフン）と（小碗）のセットもありますよ。ビーフンはあっさりしたスープに、上に載った揚ネギと肉味噌がいいアクセントになっています。
私は、鶏肉飯と点心（蒸し鶏の丼と小籠包）をいただきました。鶏肉飯はパクチーも入っていますが、全体的に日本人でも食べやすい味付けです。小籠包は、モチモチの生地の中に、肉汁たっぷりの餡が入っていて美味です。
以前訪れた時には、吉祥豆花もいただきました。ほのかな甘みのあるシロップの中に、金時豆、緑豆、ピーナッツ、タピオカ、タロイモ餅などが浮かんでいます。体に染み渡る優しいスイーツです。
その他のメニューは？
11:30～15:00までのランチメニューはこちらです。
この日は牛肉麺と金柑豆花もありました。
期間限定のメニューもあるので要チェックですね。夏はふわふわのかき氷もありましたよ。
デトックス効果があるということで最近にわかに人気の火鍋も食べられます。
本格台湾スイーツもたくさんありますよ。
以前、月和茶聖代（月和茶特製のパフェ）をいただいたのですが、仙草ゼリー、愛玉ゼリー、タピオカ、杏仁アイス、マンゴーアイス、白木耳、フルーツなど台湾らしい食材がたっぷり使われていて、テンションがあがりました。
満足感はありながら、ヘルシーで罪悪感の少ないスイーツたちです。嬉しい。
ティータイムには、お茶と点心やスイーツのセットもいかがでしょうか。
ここでティータイムを満喫しながら、次の台湾旅行の計画を立てたら楽しいだろうな…という妄想が広がります。笑
お飲み物のメニューもとても豊富です。
温かい台湾茶を注文すると、本格的な茶器とともに運ばれてきます。
店員さんが、淹れ方をレクチャーしてくれますよ。聞香杯に入れてから茶杯に移していただくのですが、空になった聞香杯に鼻を近づけてみると、ふわりと良い香りがします。じっくりと香り高い台湾茶を楽しめる、幸せなひとときです。
オリジナルブレンドの健康茶や、タピオカの入った冷たいドリンクもあります。
種類が多くて、ここは台湾なのかしら？と錯覚してしまいそうです。
なんとアルコールも取り揃えていますよ。
台湾ビールは苦みが少なく、普段お酒をあまり飲まない方でも飲みやすいと思います。台湾パイナップルビールなどのフレーバービールも、甘くてするする飲めちゃいます。
さいごに
台湾に行ったことがない方でも、どこか懐かしさを感じさせるような、ほっとできる空間。
美味しい台湾の食べ物・飲み物を味わいたいときはもちろん、都会の喧騒を離れてくつろぎたいときに、ぜひ「台湾茶藝館 月和茶」を訪れてみてくださいね。
私も、また週末にでも行こうかな♪
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